Climate tech・GX分野で今後起業したいと考えている優秀な学生・若手社会人を対象に、ビジネスアイデアを練り有識者を交えた議論を行うことで、課題認識の解像度を上げることを目的とした勉強会シリーズを開催します。

シリーズは全部で5回、Climate techやGX分野における重点分野を各回に割り振り、それぞれの分野で議論します。各回発表担当の方を決めますので、発表担当の方は準備をお願いします。

キックオフは11/15(水)の19時〜、2週間に1回(毎回水曜日)19時〜の開催を予定しています。1月には終わる予定です。

参加を希望される方は、下記の事前登録フォームから登録をお願いします。10/22 (日) 締切です。応募者が多数すぎる場合、抽選になる場合があります。

▼参加フォームはこちら

https://forms.gle/F9xR9PT9uJeJgPLM7

日程

各回、水曜日の 19:00 ~ 21:00 にオンライン (Zoom) で実施します。第 1 回 (11/15) 及び最終回(1/24)のみ対面を予定しています。(場所は都内どこかで検討中ですが、決まったらお伝えします)

トピック 概要
11**/15(対面)** 勉強会の趣旨説明、Climate Techの全体像 勉強会の趣旨説明、各回の発表担当、チーム分けも説明します。
気候変動の基礎と Climate Tech の概要、現在進んでいる気候変動対策の大きな方向性などを学びます。
11**/29(@zoom)** トピック① 参加者の関心を踏まえ決定します
12**/13(@zoom)** トピック② 同上
1**/10(@zoom)** トピック③ 同上
1**/24(対面)** トピック④
勉強会のクロージング、ネットワーキング 同上

想定しているトピック> → フォームにて参加者の希望をとり、ここから4テーマほどに絞る予定です

想定トピック 概要 想定される解決策
移動する 車、船舶、航空機など、様々な移動や輸送によって起こる GHG 排出とその対策を、電化の観点だけではなく、配車や自動運転、代替燃料なども含んで調べます。 EV
マイクロモビリティ
配車・自動運転サービス
代替燃料
食べる 牛などからのメタン排出を抑制するための代替食品や、生産性を向上させる精密農業だけではなく、フードロス対策、気候変動の影響先としての水資源など、食糧安全保障という観点でも重要な食の問題とビジネスについて考えます。 フードロス対策
代替食品
アグリッテク
ものをつくる 鉄、プラスチック、セメントといった産業用製品や、化学産業の脱炭素化まで、次世代のものづくりを考えます。 低炭素化コンクリート
新製鉄プロセス
リサイクル
住む 生活やデータセンターにも欠かせない冷暖房、効率的な住宅やビル、グリーン半導体やグリーンデータセンターの省エネ化、移動を少なくする都市計画など、住むことに関する脱炭素の取り組みとビジネス機会について話します。 冷暖房
ZEH/ZEB
省エネ
都市計画、公共交通
エネルギー 2030年までの発電、送電、配電、小売のほか、蓄電やグリッドなどについて考えます。 太陽光
風力
原子力
蓄電(バッテリー、揚水等)
水素
CCUS
地熱
核融合
サプライチェーン
削減する・活用する 炭素除去や回収した炭素の利活用について、技術とビジネスの両面から考えます。また炭素循環型経済についても考えます。 DAC
CCUS
バイオマス
植林・環境保護
経済・金融 炭素会計や情報開示、気候リスクへの適応、サステナブルファイナンスやトランジションファイナンスの動向、またそれらを支える技術について考えます。 炭素会計
炭素クレジット市場
投資保険
行動変容
適応する 気候変動が起きてしまったときに、環境変化によって新しく課題が生まれてきます。その各種課題に適応するためのビジネスについて考えます。

目的

Climate techやGX分野における重点分野を各回に割り振ります。

それぞれの分野で「何が課題で、先行プレイヤーは誰で、どこまでできていて何ができていないか」を議論していただくことで、今後の GX/Climate Tech 領域での起業や新規ビジネスの促進に寄与できればと思っています。

もちろん、Climate techやGXといった同じ興味を持つ方々のネットワーキングも目的の一つですので、そういったニーズにも応えられるようにしたいと思っています。

カバーしないこと

重要であるとは認識しつつ、本ゼミでは以下のようなトピックは取り扱いません。